今日は少し長くなりますが、本日の家財整理の下見に行ってきたときのお話しをさせていただきます。

まごころサポート

この方は地域包括のケアマネさんがまごころサポートをご紹介下さり、現在対応中のお客様です。
高齢のご夫婦で昨年ご主人様が心筋梗塞で突然倒れて、約3か月ほど入院して、年末に退院されましたが、自宅で介護ベッドを置くための部屋が必要とのことでのお部屋の大型家具などの処分を伴う整理のご依頼でした。
奥様も間質性肺炎を患っていて、お話ししていると少し息切れされている状態。

前回1月6日に一度訪問し、ご自身でもう少し進めておくとのことで、あんまり無理なさらず出来る範囲でして頂くことと、1週間後に再訪するということで、本日は2回目の訪問でした。
本日伺うとご夫婦以外にもう一人女性の方が。
お友達かな?と最初私は思いました。
娘さんの学習机で話しをしている時に、娘は56歳で障害があり、要介護6で普段は施設に入っているが、お父さんの病気(心筋梗塞のこと)をまだ伝えていなかったので、今日話をしようと思っているとのことを話され、それで私も居間にいらっしゃる方が娘さんだとわかりました。

障害があるので話しをしててどのくらいわかるか分からないが、お父さんがどうしてもちゃんと話をしておきたいとのこと。また今日は泊りで、今回処分する2段ベッドに今日は最後に娘さんを寝かせるとのことを奥様からお聞きしました。
奥さまは「本当はもっと早くから物の整理をしておかなければいけなかったけど、未練もあってなかなかできなくて・・・」と仰りましたが私は「でもこうして必然に迫られてかもしれないけどようやく手放す決心が出来たことは、今がその時だったんだと思います、それまではきっと時じゃなかったんだと思います」と話しました。
奥さまが「そういって頂いてホッとします。なんだか涙が出てくるわ」と涙を流される奥様の姿をみて私も思わずもらい泣き。
娘さんを今日最後にこのベッドで寝かせるということや、お父さんのご病気の事を娘さんにお話しするということをお聞きして、私はご両親の温かい温かいお気持ちにに触れることが出来ました。

帰り際にその娘さんとも挨拶させて頂きました。どこの誰かもわからない私に少し返事を返してくださいました。
今回ご家族の思いの詰まったものの整理をする前に、このようなお話しが出来たことは、率直によかったという気持ちと、そのようなご家族の思いの詰まったものを扱う私の気持ちを正してくれました。
来週、整理分別作業をして、再来週以降に搬出作業をする予定です。

まごころサポート高槻たんじょう店では生前整理やお片付けでお悩みの方のご相談を受け付けております。
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※高槻市・茨木市・島本町の地域お伺いできます。お困りごと、お悩みお知らせください。

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