帰省のたびに、親や実家の心配事…増えていきませんか。
仕事や子育てで忙しい。そのような中でも、親の『もしも』は突然やってきます。「生前整理」という言葉みなさんご存知でしょうか。生前整理で今からその『もしも』に備えていきませんか。

親の老化 現実から目を背けていませんか?

孫と祖母核家族化が進む今。親御さんと一緒に暮らしていない方が増えています。離れて暮らす親のことは気になっている。けれども自身の生活で手一杯。
子どものころから一緒にいてくれ助けてくれる、世話をしてくれる親はいつまでも元気ではありません。時は残酷にも過ぎ去り、日に日に今までのように動け、助けてくれる親ではなくなっていきます。分かっていてもその現実から目を背けてしまいがちです。
しかし、もしものことがあってからではサポートが大変。そして何よりも後悔でしかありません。

生前整理とは

エンディングノート生前整理とは、自身がより良く人生を生きる為に「物」「心」「情報」の3つの観点から整理することです。
普通の片付けと異なるのは、物の整理だけにとどまらないということ。人生を振り返り思い出の整理を行うことや、これからの将来を見据えエンディングノートや遺言書の作成などをして、人生の棚卸しをすることです。

もしものときに備えて物を整理しておくことで、生活に必要なものを残しシンプルに暮らすことができるようになります。家を離れる、施設に入るといった場合にも楽に環境を変えることが可能。またシンプルな暮らしは、物が少なくなり生活がしやすくなる、片付けや掃除など家事が楽になることで時間のゆとりにも繋がるのです。これからの生活が豊かになるといった点でも、高齢に差し掛かる前に行う老前整理とは異なり、どの年代の方がいつから始めてもいいことが生前整理の特徴です。

親と子で行う生前整理とは

シニアが話す親と一緒に生前整理を進めると、もしものとき負担が軽くなるだけでなく、家族として思い出に残る時間が過ごせます。子どもの頃の話、親御さんの仕事の話…今だからこそ聞けること、語り合う時間を作ることに繋がります。
また、生前整理に取り組むことで、親と一緒にできること、サポートできることがはっきりします。

親御さんの生前整理に協力する時は、勝手に物を捨てる捨てないといった判断はしてはいけません。ご両親が主体で物を選別する、主役は親御さんであることを忘れないように行うことが大切です。また、もしもの時に備えて様々な事柄を記録しておけるエンディングノートを記入してもらうようにしましょう。資産や葬儀に関することなど親御さんの希望を聞くことができ、遺産相続にともなう揉め事が起こる心配も少なくなります。


親と片づけをしようとしても親から拒否されてしまった方、エンディングノートを書いてもらいたいが言い出せないとお悩みの方、お気軽にご相談ください。生前整理診断士がお片付け、相続、葬儀、介護にまつわるお悩み事を、解決に導くために総合的にアドバイスさせていただいております。

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